メンバーによるこれまでの楽曲や作品を振り返るセルフライナーノーツ、ジューシー山本編です!
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ジューシー山本編
・turn it off
この前も書いたけど、「おとしもの」は最初のスタジオでできた曲。
「Immovable Guy’s Salvation(通称イグサ)」はPVがあった。今は見られない。多分。
「Ain’t Nobody(Past and Present)(通称パスタ)」はB♭M7でゴリ押しする曲。ひとつのコードでゴリ押しする曲がたまにあるけど、その原型のような曲かもしれない。
この頃はDC感やOSWEGO感を(無理やり)出そうとしていた。
あと、おとしものをやると、いつまでおとしものを探してるんだ?と言われることがある。確かにな…と思いつつ、歌詞を読んでくれていてありがとうとも思う。
・Response
この前の東京ワンマンの時、山口くんがMCで「8月」について、どういう経緯でできた曲かわからないと話していたけど、なんでこんな曲ができたのか本当にわからない。最後の自分のリフは毎回ギリギリちゃんと弾けていない。
「そして」はまたいつかやりたい曲。この頃は多くの曲が村山のベースをきっかけに作られた曲だった。「70000000000人間」の冒頭のベースは多分むらやまにしか思いつけないフレーズだと思う。
「SA/FA」はお客さんから「あの曲やらないんですか?」と言われることが(意外と)多い曲。冒頭のはるちゃんのシャウトはat the drive inを意識している。
まだこの頃は暗い曲が多い
・ON OFF
「シンク」をやり始めた頃、ウッチー(sora,killie)に「明るい感じの曲調もいいね」と言われたことをよく覚えている。あの頃はよくウッチーが袖でライブを見ていたことを思い出す。ライブが終わったあとに短い感想を伝えてくれていたことも。この時期から少しbedの曲調も変わってきたように思う。DC感みたいなものを意識しなくなった頃。
「そのまま」のドラムのタイム感は、はるちゃんの真骨頂やと思う。
「休みたい気分」は基本的にテンションやベースをすこし変えながらひとつのコードでゴリ押しする曲。「パスタ」とよく似た構造やけど、自分はこういう曲が好きだ。
・still dawn EP
「自転車」は京都にあるコスモスタジオでセッションしているときに30分くらいであっという間に曲の原型ができた。まあ曲ができる時って大体そういう感じで進んで行く。誰も喋らず、ひたすらリフを繰り返して、適当な歌詞で歌って、そこからキーワードを拾って全体の歌詞を考えていく。それの繰り返し。
ここに収録されている「自転車」は大分速いし荒い。それはそれでいい。
・Indirect Memories
多分一番時間とお金をかけて作ったアルバム。「飛距離」はまたやりたい。けどとにかく曲が長い。
今でもライブで演奏する曲が多い。
「Wall」は演奏していて一番脳汁が出る曲。なぜかはわからない。
この時、up&comingのメンバーが「アルバムを3枚出してようやくそのバンドの真価がわかる」みたいなことを言っていたと山口くんに聞かされたことを思い出し、ようやく自分たちもここまできたか、と感慨にふけった。ただ、up & comingはアルバムを3枚出していない。それも含めて最高のエピソード。
まぁ、とにかく自分はup & comingと出会ったのは山口くんやむらやまよりは少しあとだけど、音楽性のみならず、生き方や考え方にもすごく影響を受けている。
up & comingからドラムの人が抜けたあと、福本さんがドラムになった時に、「とにかく俺はこのメンバーとバンドをやりたいねん」と言っていたことを時々思い出す。
自分にとってバンドとは何かを考える時のよりどころの一つになっている。
・via nowhere
「YOU」はスタジオN’s香里園店のMスタで、山口くんがベースラインを考えていたのを覚えている。
枚方にゆかりのあるバンドマンには、スタジオN’sの話と四川ラーメンの話をするようにしている。大体盛り上がる。
「誰も知らない」、「シチュエーション/ジェネレーション」は今の作風につながる曲かな、と思う。
自分の歌や歌詞にこれまでよりも真剣に向き合いはじめた時期。
・right place
「足音」はいい曲だと思うけど、とにかく曲が長い。
「リコレクション」もまたやりたい。
・(slowly) To Flow
自分はどちらかと言えば細かいミスとかが気になるタイプだけど、この頃くらいから、そんなことは別に誰も求めてないか、そういうのはもういいか、と思い始めた時期。曲も歌詞もまぁそれなりのものができた。
「不気味なスピード」は後半、DとEon Dでゴリし押しするところが自分たちらしい。
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自分たちは基本的にスタジオに入って誰かが弾き始めたフレーズに合わせて、「ええ感じやな」と皆が感じた時点で曲を作り始めるやり方でずっとやってきた。自分が思っても見なかった方向に進んでいった時、「ああ、これは曲ができそうやな」と思う。その瞬間が来るのをひたすら待ちながら日々スタジオでセッションを繰り返してきた。
何も生まれず数時間ひたすらセッションしただけの日をこれまで何度も何度も繰り返してきた。でも、今振り返ってみれば、一見すると無駄にも思える膨大な時間の積み重ねの上にこれまでの曲や自分たちなりのグルーブがあるんだと。今はそう思っている。
今年はありがたいことたくさん演奏する機会があった。いつもの友だちや久しぶりの友だちとも話せたし、新しい出会いもたくさんあった。それに加えて今年はもう一つのバンドでもたくさん演奏できた。本当にありがたい。
来年はまた新しい曲をどんどん作っていきたい。
とにかく4人で音を出して、気持ちいのいい音の塊を作りたい。最近はそれだけをずっと考えている。
“枚方のエンジンダウン” ジューシー山本





















