ワンマンに向けたリレーコラム第三弾!!ジューシー山本編です!
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bed結成20周年に寄せて〜better trust over 40〜
bedは、もともと僕とはるちゃんがいたバンド(scroll)のベースが脱退して、山口くんとむらやまがいたバンド(diarytree)のドラム(安東賢治コルトレーン内野手 / folks)が脱退したタイミングで結成された。
ただ、結成とはいっても、それぞれが次のメンバーが見つかるまでちょっと試しに一緒にスタジオでも入ってみるか、みたいなノリで始まったと思う。
最初のスタジオ(今は無き楠葉N’sのAスタジオ)ですぐに曲ができた。
で、もともとdiarytree で誘われていたライブにbedとして出ることになり、色々あって今に至る。
bedを結成してからしばらくは、ずっとなんというか、「暫定的なバンド」という感じで自分は過ごしてきた。今振り返ってみると、結果的にはそれでよかったのかなと思っている。むらやまがしばらくバンド活動ができなくなった時、福本さん(up & coming)や魚頭さん(FIXED, CONGRATULATIONS ,storm of void)、なっちゃん(mass of the fermenting dregs, ultra)やはじめくん(malegoat ,the firewood project, mynameis, dimwork )、やっさん(my ex, us and them)がベースを弾いてくれた。
はるちゃんがギックリ腰で急遽ライブに出られなくなった時にはGくん(ex.OUTATBERO)がドラムを叩いてくれたりもした。山口くんが転勤して東京に行った時にも変わらず活動していた(山口くんは大変だったろうけど)。
曲を作るためにセッションしていて、ええ感じになってきて、あとはボーカルはどっちが歌うの?みたいな段階になった時、なんとなく役割分担してどっちかが歌い出す感じ。バンドに対する思い入れや姿勢がみたいなのが良い意味で「ええ加減」だったから今まで続けられたのかなと。
別に誰かに聞かれたことはないけど、20年同じバンド(中学2年生の時に先輩とLUNA SEAのコピバンをやった時から数えると28年くらい?)を続けてきて感じることは、結局シンプルにバンドが一番面白いってこと。バンドで曲を作ることは楽しいし、それをライブで演奏することはもっと楽しい。スタジオの前後や遠征時にメンバーと話をしたり、ライブハウスでいつも会う友達や久しぶりに会う友達と話すことも楽しい。でも、何よりも、自分たちの演奏で誰かの心を少しでも動かせたなら、こんなに嬉しいことはない。それがなくなったら潮時かな、と思うけど、幸いなことにまだもう少しは大丈夫そうだ。
bedはどちらかと言えばスローペースながら地道に新曲を作って演奏し続けてきた。だけど最近は今回のツアーに向けてもっぱら昔の曲を演奏している。たっさんにとっては新しく演奏する曲だし、自分たちもいろいろ思い出しながら練習している。最近は細かいミスやテンポの揺れなんかはあまり気にならなくなってきた。そんなことはもうどうでもいいのだ。自分たちはとにかく自分たちで作った音の塊をぶつけるだけ。
これからはいろいろな衰えとか限られた時間とかと折り合いをつけながらやっていくことになるんだろう。でも、多分今が一番いいと思う。
ジューシー山本